オーストラリアの医療・福祉制度

New!

JASIC オーストラリアの医療ガイド(PDF版 全52ページ)

ダウンロードはこちらをクリックして下さい

オーストラリア医療制度

医療制度

メディケア

オーストラリアの国民健康保険はメディケア(Medicare)と呼ばれていて、オーストラリア市民権あるいは永住権保持者は加入することができます。メディケアは医師の診察、検査、検眼士、一部の歯科治療とAllied Health(理学療法、作業療法、言語療法など)の全額または一部を補助します。公立(パブリック)病院での入院、検査、治療、そして外来診療は基本的にメディケア―でカバーされます(無料)。ただし、救急車利用は有料でメディケアではカバーされません。

病気、ケガをしたら:

緊急の場合:
「000」で救急車を呼んでください。「000」は救急、消防、警察をかねていますので「アンビュランス プリーズ (Ambulance please)」と言いましょう。あるいは大きな病院の救急外来(Emergency Department)を受診してください。

緊急ではない場合:
まずは一般開業医(General Practitioner: GP)の診察を受けます。オーストラリアではGPを選択する際、地域制限はありません。GPは全ての医療サービスの窓口で、赤ちゃんから高齢者まで、広範囲な分野にわたって診療しています。風邪、喘息、高血圧などの治療から、婦人科検診(子宮癌検診など)や予防接種も行っています。日本語が話せるGP、または日本人通訳が常勤しているクリニックもあります。GPの診察を受けるには、基本的に電話予約が必要ですが、GPによっては開院時間から受け付け順に受診できるところもあります。それぞれの医院に確認してください。
オーストラリアの医療は、一般開業医(GP)と専門医(スペシャリスト)に大きく分かれていて、専門性も細分化されています。専門医による治療が必要な場合は、GPからの紹介状が必要です。専門医によっては予約が2-3カ月先になることもあります。

オーストラリア福祉制度

特に高齢者(65歳以上)を対象に、在宅あるいは施設で受けることができる様々なサービスがあります。

<在宅サービスの例>

  • 日常生活の援助(掃除、洗濯など)
  • 身の回りの世話(シャワー、着替えなど)
  • 食事宅配サービス(Meals on Wheelsなど)

これらのサービスに対して国からの補助を受けるには、資格を満たした上、査定(アセスメント)を受けなければなりません。ご希望の方は、GPに相談されるか、または、以下のサイトからご自身が住んでいる地域にどのようなサービスがあるか調べることができます。

My Aged Care
http://www.myagedcare.gov.au/

通訳サービス

オーストラリアでは英語を母国語としない人が、公共サービス(パブリック病院を含む)を利用するにあたって、通訳サービスを利用することができます。パブリック病院を利用する際、「日本語の通訳が必要」と伝えますと、病院側が通訳を手配します(利用者側の負担なし)。個人で通訳を手配したり、プライベート病院での診察に利用しますと、利用者が料金を負担することになります。